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[Blog]海南島物語

東京営業チームの山本です。

先日、プライベートで「東洋のハワイ?!」(※「?!」が怪しいですが・・・)と呼び声
高い海南島(ハイナントウ)という中国の南の島(緯度的にはハワイに近い)に妻と
二人で旅行に行ってきました。

以前にも上海には行ったことがある私としては2度目の中国入国となりましたが、
さすが「東洋のハワイ?!」、上海と違ってちょっぴり南国気分を醸し出しておりました。
日本からは直行便がなく、成田空港から杭州へ行き、飛行機を乗り継いで、約5時間
ほどで海南島に到着しました。

実は旅行前に色々と海南島情報を探したのですが、最近徐々に注目されつつある場所
のようで、ガイドブック的なものもほとんどなく、ネットで検索しても詳細な情報は
行った事のある方のブログなどから読み取る程度で、事前情報がままならない状態で
の渡航でした。本当の意味で“ミステリーツアー”です。

中国でも海南島では日本語はもちろん英語も全くと言っていいほど通じません。
最近ではロシア人のリゾート地としてロシアからの観光客も多いようで、レストラン
などのメニューにはロシア語が記載されているところもありました。

街並みもまだ開発途上といった状態で、至る所で高層のリゾートマンションなどが
建設されておりました。「東洋のハワイ?!」の「?!」の意味が何となく解り始めるの
にそんなに時間はかかりませんでした。やはり気候こそ温暖で常夏の島でしたが、
開発途上の中国のリゾート地というだけあって、我々が期待していたハワイ的な
イメージとは遠く離れたものでした。どちらかといえば・・・「熱海?」です(笑)

しかし、決してガッカリしたわけでもなく、私たち夫婦は「東洋のハワイ?!」を満喫
することが出来ました。もともと雑食で枕を選ばない私たち夫婦にとっては、意外と
快適で楽しい旅でした。一番良かったのは、何よりも物価が安い!ということです。
例えば街中の食堂(もちろん中華料理です)でランチに2人でたらふく食べて(味も
ウマイ!)、ビール大瓶2本飲んで、お会計がなんと42元(1元=15円換算で630円)!
それでもきっと私たちが、言葉が解らないのをいいことに間違いなく上乗せ
の金額を提示していると思いますが・・・。まぁ、お互い喜んでいるので「WinWin」と
いうことでいいんじゃないでしょうか(笑)全身マッサージも1時間68元(1,020円)、
頭のてっぺんから、つま先までの本当の意味での全身です。

一番驚いたのは、中国のタクシーの運転テクニックです。中国では歩行者より自動車
優先の社会なのか、人が横断歩道を渡っていようが、タクシーは猛スピードで通過
していきます。ちなみにクラクションも全開です。とにかく荒いし激しい。平地の
ジェットコースターに乗っているようでした。聞くところによると当然のことながら
交通事故も多いらしいです。

そして、私が一番興味を持ったのが、中国の方々の“セールス精神”です。とにかく
話しかけてきます。こちらが理解していなくてもお構いなしです。営業マンの私と
してはこの精神には関心・感心・歓心致しました。

スーパーマーケットに行った時のことですが、日本ではまずスーパーの店員さんから
接客を受けるというのは、せいぜいソーセージの試食会などの時くらいかと思います
が、中国のスーパーの店員さんはガンガン話かけてきます。飴のコーナーに行けば、
一つの商品を手に持ち、とにかくその商品が如何に美味しいか、さらにそれが今なら
どれだけお徳か(あくまで推測ですが、たぶん間違いないでしょう)を、一生懸命に
伝えてきます。隙あらば勝手にカゴに入れてきます(危ないです)。飴の接客を受けた
のは生まれて初めてでした。結局その飴はお土産用に買ってしまったのですが、東京
オフィスの面々からは大絶賛でした(本当においしかったようでよかったです)。

夕食を食べようと街中を歩いていた時のことですが、「うちの店が美味いから入っていけ(推測)」
とか、「安くするからちょっと見ていけ(推測)」などやたらと話しかけられます。
こんなに初対面の人から話しかけられたのも初めてです。調子に乗って、
店に入ると、生きた蟹の入っている水槽から一匹取り出して、「料理してやる(推測)」
と言ったかどうかは解りませんが、気が付くと私たち夫婦は蟹を丸々1匹とエビを
500g、魚(30cm位)1匹を中華風に調理してもらい、さらにスープとご飯、
ビール大瓶2本を注文していたようです。正直2人では食べきれないほどの料理が
テーブルに運ばれてきましたが見事に完食してしまいました(驚)。
さすがにお会計もちょっと高くて2人で250元(3,750円)でした(安っ!)。
もちろん上乗せだと思いますが・・・。

今回の旅からは、また色々と学ぶことが多かったのですが、前述した通り、言葉は
違えどモノを売るには、“言葉より姿勢”なのかなと。相手に買ってもらいたいという
気持ちと期待を裏切らないことで顧客満足を上げることが大切なんだと思いました。
今後の“営業心得”に刻みます(ちょっと強引なまとめですが・・・)。

余談ですが、後から知ったのですが、中国では出された料理が美味しかったという
意味で、敢えて料理を残すのだそうです。そうしなければ、「まだ食べたりないのか?」
と勘違いされるそうです。
今考えると、どうりて、周囲の中国人や店員たちが私たち夫婦をやたらジロジロ見て
いたわけですね。納得。
(了)